【バリュー投資】2185シイエム・シイの分析
こんばんわ!兼業投資家のたまみむすびです。今回は2185シイエム・シイの分析をしてみました。
経緯
最近Zeppyさんの動画を見るのが日課になっているのですが、その中でDAIBOUCHOUさんとのコラボ回で低PER/低PBR株の話をしており、丁度よかったので僕なりのバリュー株のスクリーニングルールで見つけた中から有望株と見ている2185シイエム・シイにつき分析してみました。
尚、該当の動画は以下動画です。DAIBOUCHOU さんはご存知有名億トレでバリュー株投資を主軸にされている印象です。
尚、本記事も相変わらずのポジショントークとなっています。記載内容はすべて私見ですので保証できません。投資は自己責任でお願いします。
早速いってみましょう。
2185シイエム・シイ
基本情報はザッと上記の通りです。(2020年予想は売上総利益の情報無く空白になっています。)
きれいな右肩上がりの業績ですね~。
業績の注目ポイント
注目すべきは、売上高自体が4-7%の成長率で伸びているだけでなく、営業利益率・当期純利益率も右肩上がりに向上している、という点かと思います。
最終的に株主に帰属する利益である当期純利益の金額の拡大は、①売上高の成長、②利益率の向上のいずれかによりドライブされるのですが、シイエム・シイの場合は双方が伸びており、2016年→2020年(予想)の4年間で当期純利益が約2倍になっています。
単純にこの間の当期純利益の年平均成長率(CAGRといいます)は驚異の約19%となっており、かなりの高成長率と言えるでしょう。
PER・PBR
これだけの成長率の企業ですから、さぞかし株価も成長を織り込んで高い水準なんでしょう…と思ったらなんと。
予想PER:10.24倍 / PBR:1.16倍
かなーり安い。2019年11月の本決算発表後、最高純益・増配の好決算を受けて株価は2000円前後から2400円まで上昇しておりますので多少上がってはいますが、当期純利益率成長がCAGR20%弱の会社のPER・PBRとしてはまだまだ安い部類かと思います。
今後も高い成長率を維持して成長できるかどうかがカギですが、この株価水準はマーケットが今後の成長率に対し若干懐疑的だという現れかもしれません。あるいは何か潜在的なリスクを織り込んでいる可能性もあります。
ただ低時価総額かつバリュー株にてあまり気にしすぎることなく、じっくり増益・増配による上昇を期待して買うには問題無い株価ではないでしょうか。
株価の水準訂正にはカタリストが必要なため、今後また決算上方修正やさらなる増配をきっかけに株価の上げがあるかもしれません。
最後に
今回は短いですが2185シイエム・シイの分析をしてみました。実際にはスクリーニング段階でのマイルールや有報・決算説明資料のCheck Point等、実際に投資する前に僕なりに確認しているCheckポイントは複数あるのですが、それはまた別の機会にしたいと思います。
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今回も最後まで読んでいただき有難うございました。